社会ルール形成/国際標準化
国際標準化活動
■IECにおける活動
IECに設置されている7つの技術諮問委員会のうち、 安全諮問委員会(IEC ACOS)で、日本代表として協調 安全(Safety2.0)を紹介し、協調安全に関するIECガイド作成の必要性を提案しました。その結果、2022年にIECガイドの開発が承認され、今後各国の投票を経て正式に発行される見込みとなっています。
国際規格開発に参画することで、グローバルシェア90%以上となる3ポジションイネーブルスイッチの規格開発や、非常停止用押ボタンスイッチの規格改定等に大きく貢献しています。
■ISOにおける活動
ロボットの安全に関する技術委員会のワーキンググループ(WG)に参画し、協働ロボットを含めたさまざまな産業用ロボットや、そのシステムの安全性の国際規格である、ISO10218シリーズの開発に貢献しています。
また、近年増加している無人搬送車(AGV、AMR、AGF等)の安全に関する技術委員会のWGにも参画し、その安全性の国際規格であるISO3691-4の開発にも貢献しています。